2020.08.7
[在校生・保護者向け]2020年度 中・後期の授業活動形態方針について
5月25日の「緊急事態宣言」解除に伴い、本学では6月22日(月)以降、入校制限等を段階的に緩和し、学生、講師の方々のご協力のもとオンライン授業を基本としながら、三密を避け、ソーシャルディスタンシングを前提とした利用を行うことで、教室、実技室での面接授業を一部再開してまいりました。
ところが、解除後、ここ数週間では新型コロナウイルス感染症が拡大傾向にあり、東京都のモニタリング会議の総括コメントでも、「感染が拡大していると思われる」とし、4段階のレベルのうち最も高いレベルに引き上げられたままです。また、関東近県につきましても、過去最多の感染者数を更新しています。感染者も、依然として20代を中心に他の年齢層に広がっており、また感染経路不明の割合も高止まり状態です。特に本学は東京都内に立地しており、かつ学生の皆さんは1都3県を中心に幅広い地域に在住しています。多くの教職員も同様の実態であり、授業の実施により広域から学生が通学してくる状況を作り出すことについてはきわめて慎重な判断が求められるものです。
よって、夏休み明け以降の学園活動方針におきまして、引き続き下記の内容での運営とさせていただきたく、ご理解ご協力のほどよろしくお願い致します。
※中/後期授業再開に向けた『時間割』『学生の皆さんへの夏休みの過ごし方/お願い』に関してはクラスルームでお伝えします。
□講義、実技形態に関して
☑ 1段階 :登校頻度は1回/週、入室後は身体的距離を1.8m以上確保し、オンライン授業及び徹底した感染防止対策の下で実技等の一部の面接授業を実施します。
☑ 2段階 :登校頻度は2回/週、入室後は身体的距離を1.5m以上確保し、オンライン授業及び徹底した感染防止対策の下で実技等の一部の面接授業を実施します。
☑ 3段階 :登校頻度は3-4回/週、入室後は身体的距離を1.2m以上確保し、オンライン授業及び徹底した感染防止対策の下で実技等の一部の面接授業を実施します。
※ レベルにより面接授業の実施予定を変更することで、校内への全体の登校者数を制限しながら面接授業を実施する一方、オンライン授業を併用して教育活動を継続していくことになります。
なお、学生・教職員の健康が最優先事項であることから、今後も感染拡大状況、政府、都道府県等の方針を総合的に検討し、感染拡大が続くようであれば、再度活動制限レベルを引き上げるなどすべての可能性を踏まえ対応してまいります。
最後になりましたが、人類が経験したことがないような未曽有の感染症禍において、学園内への登校機会が減少、あるいは逸失し、学生の皆さんには充分な学生生活を送られていないことに対する不安や不満もあるかとは思いますが、学生・ご家族、教職員の健康と安全を最優先し,同時に了徳寺グループがもつ社会的責任を果たせるよう,引き続き教職員一丸となって全力で取り組んでまいります。