スポーツトレーナーに資格は必要?おすすめの5つの資格を解説
公開日:2025.05.29

「スポーツの現場で働きたい!」「アスリートのサポートがしたい!」
そんな熱い想いを胸に秘めている方へ。
スポーツトレーナーという夢の舞台に立つために、資格は必要なのか気になっているのではないでしょうか?
実は、スポーツトレーナーになるために「絶対に必要な資格」の決まりはありません。
でも、資格を持っていないと、チャンスを逃してしまうかもしれません。
なぜなら、資格は「あなたの実力」を証明する強力な武器になるからです。
この記事では、資格の必要性や取得のメリット、そしてスポーツトレーナーにおすすめの資格を詳しくご紹介します。
将来のキャリアプランを考える参考にしてください!
スポーツトレーナーに資格は必要?
スポーツトレーナーとして活躍したい方にとって、資格の必要性は気になる点ですね。
冒頭でもお話したとおり、結論から言うと…
スポーツトレーナーになるために必須の資格はありません。
知識と技術があれば、無資格でもスポーツトレーナーとして働くことは可能です。
しかし、資格を持っていることでさまざまなメリットがあります。
それでは、資格取得のメリットについて見ていきましょう。
資格取得のメリット
資格を持っていることで、具体的にどんな良いことがあるのでしょうか?
専門性の証明になる
・「この人は確かな知識がある」という信頼につながります
・選手やチームからの相談を受けやすくなります就職・転職で有利に
・履歴書で強みをアピールできます
・多くのスポーツチームや施設が資格保有者を優遇します収入アップのチャンス
・専門資格による給与優遇が期待できます
・技術料として報酬に反映されやすくなります独立の際の強みに
・開業時の信用力がアップします
・自身のブランディングに活用できます
例えば、プロスポーツチームのトレーナーとして働きたい場合、資格を持っていることで選手やチームからの信頼を得やすくなります。
資格取得は、スポーツトレーナーとしてのキャリアを築く上で重要な要素となり、さまざまな場面で有利に働くことが期待できます。
スポーツトレーナーにおすすめの5つの資格
それでは、具体的にどんな資格があるのか見ていきましょう。
ここからは、スポーツトレーナーに役立つおすすめの5つの資格をご紹介します。
柔道整復師
【資格の種類】 国家資格
【受験資格】養成校で3年以上の間に施術者に必要な知識および技術を修得したもの
【試験内容】 筆記試験
試合中の骨折、脱臼、捻挫などの外傷に対応できる国家資格です。スポーツ現場でのケガの応急処置から、整骨院の開業まで幅広く活躍できます。特にコンタクトスポーツのチームでは、必須の資格として重宝されています。
スポーツの現場でケガに対応できるスポーツトレーナーを目指す場合、柔道整復師の資格が特におすすめです。
鍼灸師
【資格の種類】 国家資格
【受験資格】養成校で3年以上の間に施術者に必要な知識および技術を修得したもの
【試験内容】 筆記試験
東洋医学の専門家として、鍼(はり)と灸(きゅう)を使用。選手のコンディショニングや痛みのケアを行います。
近年、多くのプロチームが東洋医学のアプローチを取り入れており、西洋医学との組み合わせで、より効果的なケアが可能になっています。
理学療法士
【資格の種類】 国家資格
【受験資格】養成校で3年以上の間に施術者に必要な知識および技術を修得したもの
【試験内容】 筆記試験
ケガや病気からの回復をサポートする専門家としての国家資格。
アスリートのリハビリテーションプログラムの作成や実施を担当し、競技復帰までの道のりを支援します。医療機関との連携も多く、チーム医療の重要な担い手となっています。
JSPO-AT(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)
【資格の種類】 公的資格
【取得期間】 2〜4年(養成校ルートにより異なる)
【試験内容】 筆記試験と実技試験
日本のスポーツ現場で最も認知度の高い資格の一つ。予防、評価、応急処置、アスレティックリハビリテーション、コンディショニングなど、総合的なサポートができます。
JSPO認定の養成校(大学・専門学校)でカリキュラムを修了」する方法(2年)が一般的です。
JATI-ATI(日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者)
【資格の種類】 民間資格
【取得期間】 3ヶ月〜1年
【受験資格】 「JATI指定の認定講習会」受講
【試験内容】 筆記試験と実技試験
受験資格を得るには、JATI指定の認定講習会の受講または養成校で単位修得が必要です。
科学的根拠に基づいたトレーニング指導ができる資格。特に実践的なトレーニング理論と指導技術が重視され、現場での即戦力として評価が高いのが特徴です。
これらの資格は、それぞれに特徴があり、目指す方向性によって最適な選択が変わってきます。
複数の資格を組み合わせることで、より幅広い活動が可能になることも覚えておきましょう。まずは自分のキャリアプランを考えながら、興味のある資格から調べていってくださいね。
まとめ
スポーツトレーナーの資格は、必須ではありませんが、キャリアの可能性を大きく広げてくれる強力な武器となります。
ただし、資格を持っているだけでは十分ではありません。
以下のポイントも重要になります。
- ・実践的な経験を積むこと
- ・コミュニケーション能力を磨くこと
- ・常に新しい知識をアップデートすること
皆さんも、自分の目指す方向性に合わせて、計画的に資格取得を目指してみてはいかがでしょうか?
資格取得に向けて一歩踏み出したい方は、専門学校での学びを検討してみてはいかがでしょうか?
スポーツ健康医療専門学校では、スポーツトレーナーとして活躍できる「柔道整復師」「鍼灸師」の国家資格の取得を目指します。スポーツトレーナーとして必要な知識や技術を学べるのはもちろん、国家資格取得のためのサポートも充実。さらに、アスレティックトレーナーコースの選択で、日本スポーツ協会公認のアスレティックトレーナー(JSPO-AT)の資格取得も目指せます!
あなたの夢を叶える第一歩として、ぜひ専門学校での学びを始めてみましょう!
まずはオープンキャンパスに参加して、実際に学校の様子を見てみることをおすすめします。