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難しいって本当?柔道整復師の国家試験の難易度は?

公開日:2024.03.19

難しいって本当?柔道整復師の国家試験の難易度は?

柔道整復師はケガへの対処・治療のプロフェッショナルとして、多くのシーンで活躍している職業です。専門の医療技術職としてさまざまな現場に対応できるため、柔道整復師によって多くの人が救われています。そんな柔道整復師を目指す際には、国家資格の取得が必要になります。国家試験に合格して資格を取得することが、柔道整復師になるための基本となるでしょう。そのため柔道整復師に興味があるのなら、まずは国家試験の情報を収集するのがポイントです。

本記事では、柔道整復師になるための国家試験について解説します。試験の難易度についても解説するので、この機会にぜひ詳細を把握しておきましょう。

柔道整復師とは?

柔道整復師を目指す際には、「そもそも柔道整復師とはどんな仕事なのか」という基本の理解も必要です。柔道整復師という名称からは仕事内容が想像しづらいため、具体的な職務を知らないケースも多いです。

そこで以下では、柔道整復師の基本を解説します。

柔道整復師の仕事内容

柔道整復師はケガの治療や、その場での応急処置を担当する職業です。ケガをしてしまった人に対して、状態の評価・損傷やずれの整復・テーピングなどによる固定・リハビリのサポート・そのほか指導や管理などを仕事とします。ケガの回復を早め、かつ正常な状態に戻すことが、柔道整復師の役割だと言えるでしょう。

そのほか、柔道整復師は捻挫・打撲・脱臼などのケガが発生した際に、その場で応急処置が取れる職業でもあります。そのためプロスポーツチームやスポーツジムなどに所属して、万が一のケガに対応することも仕事になり得ます。専門知識を活用してスポーツ選手のコンディションを整えたり、ケガの予防に努めたりと、さまざまな形で活躍できるのも特徴です。

柔道整復師の需要

柔道整復師は専門性の高さから、需要のある職業として知られています。柔道整復師だからできることも多いため、多くの職場が柔道整復師として働ける人材を求めているのです。例えば、病院などの医療施設、介護現場、接骨院、スポーツ関係の職場などで働くことが可能です。いずれの職場でも柔道整復師ならではのスキルが求められるため、事前に勉強して能力を向上させておくことが活躍のコツです。

柔道整復師の国家試験について

柔道整復師として就職するには、国家試験を受験して柔道整復師の国家資格を取得する必要があります。どれだけ高い能力があっても、国家試験がないと基本的な施術を担当できません。そのため柔道整復師を目指すのなら、国家試験への合格を目標とする必要があるでしょう。国家資格を取得するには、国家試験についてしっかりと理解を深めることが重要です。

以下では、柔道整復師の国家試験の基本を解説します。

国家試験の基本

柔道整復師の国家試験は、毎年3月のはじめに実施されています。試験回数は年に1回だけとなるため、チャンスを逃さないように万全の準備が必要になるでしょう。試験会場は令和5年度を参考にすると、北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県です。試験の際には受験願書と写真、そのほか学校を卒業したこと・卒業予定であることを証明する書類の提出が必要です。受験手数料は23,900円となり、公益財団法人柔道整復研修試験財団が指定する銀行・郵便局に振り込みます。

国家試験の受験条件

柔道整復師の国家試験を受験するには、専門学校などに進学して「柔道整復師」の学科を卒業する必要があります。そこで学んだことを試験で披露することが、柔道整復師になるためのプロセスとなります。逆に言えばどれだけ柔道整復師として高いスキルを持ち、試験に合格できるレベルの知識があっても、学校を卒業していないと受験できません。そのためまずは進学先について考え、具体的な進路を明確にすることが重要です。

国家試験の受験科目

柔道整復師の受験科目は、令和5年度を参考にすると以下のようになります。

・解剖学
・生理学
・運動学
・病理学概論
・衛生学、公衆衛生学
・一般臨床医学
・外科学概論
・整形外科学
・リハビリテーション医学
・柔道整復理論および関係法規

上記の内容が出題されるため、それぞれできちんと点を取れるように備えましょう。

国家試験の難易度

柔道整復師の国家試験は、令和5年度で49.6%となっています。合格基準は必修問題が全50問中で総点数の80%以上・40点以上、一般問題が全200問中で総点数の60%以上・120点以上となります。2つの基準を満たすことで、合格になります。

過去には90%前後の合格率がありましたが、年々難易度が上がり、令和5年度には50%を下回る結果になりました。しかし、しっかりと受験に備えて勉強し、知識を蓄えることができれば、合格することは難しくありません。

柔道整復師の国家試験に合格するためのポイント

柔道整復師の国家試験に合格するには、ポイントを踏まえることが重要です。どのようなポイントがあるのかを、以下で解説します。

専門学校で試験対策を受ける

柔道整復師になれる専門学校では、国家試験に向けた対策を実施しているケースが多いです。専門知識を持つ講師による対策を上手に活用することで、合格率を高められるでしょう。また、回答時のコツや合格を勝ち取るための心構えなどの教えてもらえるため、有利な状態で試験に臨むことが可能です。

勉強と合わせて実技のスキルアップも進める

柔道整復師は試験に合格することが、ゴールではありません。その後に仕事として学んできた能力を発揮し、成果を出すことが目標となるでしょう。そのため試験対策と合わせて、しっかりと実技を磨いておくことも重要です。専門学校では実習を通して、実践的な能力を育める機会も多いです。積極的に学習に臨む姿勢があれば、在学中にプロレベルのスキルを身につけることも可能です。

まとめ

柔道整復師になるには、国家試験を受けて合格する必要があります。柔道整復師としての能力を試験で発揮できるように備えるのが、就職に向けた最初のステップになるでしょう。国家試験に合格するには、まず試験の概要を知ることが重要です。この機会に柔道整復師の国家試験の内容や難易度を確認し、合格できるレベルに自分を高めていくとよいでしょう。

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