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柔道整復師が出来る仕事は?
整骨院の先生・スポーツトレーナー・福祉施設で働ける

公開日:2024.03.14

柔道整復師ができる仕事は?接骨院の先生・スポーツトレーナー・福祉施設で働ける

骨折や脱臼などのケガを治療し、回復のサポートが行える「柔道整復師」は、長く国内で活躍している職業です。その仕事内容はほかにはない要素が多く、柔道整復師だからできることがたくさんあります。そのため柔道整復師の需要は高く、今後もさまざまな場所で必要とされると予想されるでしょう。そんな柔道整復師を目指すのなら、「どんな仕事ができるのか」「どんな場所で働けるのか」といった基本を知ることが重要です。

本記事では柔道整復師の仕事内容や働ける場所などの、基本について解説します。「柔道整復師とはどんな職業なの?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

柔道整復師とはどんな職業?

柔道整復師になりたいのなら、「柔道整復師とは?」と聞かれた際に、スムーズに答えられるだけの知識が必要です。柔道整復師がどんな役割を担うのか、どんな特徴があるのかを知ることで、将来に合わせたスキルアップも可能となるでしょう。

以下では、柔道整復師とはどんな職業なのか解説します。

ケガの治療が行える医療技術職

柔道整復師とは、さまざまなケガの治療が行える医療技術職です。例えば骨折・脱臼・捻挫などの症状に対して、整復や固定などの方法を駆使して、最適なケアを行います。柔道整復師は日本で古く伝わる武術が関係していて、「柔術」と呼ばれる技術が現代に医療技術として継承されている背景があります。長い歴史を持つ技術であることから、実績が豊富で信頼性が高く、多くのシーンで活用されています。そんな柔術からつながる技術を扱える柔道整復師は、接骨院や整形外科をはじめとした、多くの職場で現代でも活躍しています。

ケガの回復までの治療全般に携われる

柔道整復師とは、ケガの発生から回復までのプロセス全般に関われる仕事です。医者などは基本的に外傷の治療を終えたら、その後の経過を見るなどの対応が基本となります。一方で柔道整復師はケガの治療後も回復を進めるために、さまざまな療法を使って患者さんを支援します。治療器具を使った物理療法、運動で回復を早める運動療法、「擦る・揉む・叩く・震わす・押す」などの手技療法があります。これらの療法を正しく行い、ケガの回復まで見守ることが、柔道整復師の役割になります。

柔道整復師になることでできる仕事

柔道整復師になるには、国家資格である柔道整復師の資格取得が必要です。資格取得後は柔道整復師として就職し、専門的な業務に携われるようになります。具体的な仕事内容を把握し、就職に備えることがポイントになるでしょう。

以下では、柔道整復師になることでできるようになる仕事について解説します。

治療・施術

柔道整復師になると、さまざまな治療・施術が可能になります。先ほども解説した各種療法に加えて、骨や関節のズレを直す整復、テーピングやギプスを使った固定なども対応可能となります。

また、柔道整復師の治療時には、患者さんとのコミュニケーションが欠かせません。柔道整復師は患部をよく観察し、状態に合わせて治療を行うのが仕事です。その際には患者さんから情報を引き出し、違和感や気になることがないか確認することも重要となります。治療・施術を正確に行うためにも、コミュニケーション能力や観察力を普段から高めておくことが、柔道整復師としての仕事を担当するうえでのコツです。

ケガをした際の応急処置

柔道整復師は、ケガをしたときの応急処置も仕事として対応できます。骨折や脱臼などのケガが発生した場合、医師の許可がなくても必要な治療を行えます。また、医師の同意を得られれば、2回目以降の対応も柔道整復師が担当できます。そのためケガをしたスポーツ選手のケアや、その後の治療・リハビリまでを行う柔道整復師も増えています。

柔道整復師が働ける職場

柔道整復師の能力を発揮できる職場には、さまざまな種類があります。以下では、柔道整復師が就職できる職場について解説します。

整骨院・接骨院

柔道整復師は、接骨院や整形外科で働くケースが多いです。柔道整復師の能力を発揮できる職場としては、接骨院や整形外科がまっさきに考えられるでしょう。接骨院や整形外科では上記で紹介した仕事のほかにも、店舗経営などに携わる可能性もあります。また、柔道整復師の資格を取得することで、接骨院の開業も可能となるため、将来的には自分の店舗を持つことも考えられるでしょう。

福祉・介護施設

福祉・介護施設も、柔道整復師が活躍できる職場の1つです。身体が弱っている人が多い施設では、ケガの発生率も高いです。そのため柔道整復師が常駐し、万が一のケガにもすぐに対応できるように備えるケースが増えています。福祉や介護関係の資格を取得しつつ、柔道整復師の国家資格を持って働くパターンが一般的です。

スポーツトレーナーとしての勤務も可能

柔道整復師はその能力を活かして、スポーツトレーナーとして働く方法もあります。プロスポーツ選手やチームに専属の柔道整復師として所属し、ケガの対処や予防などを担当します。スポーツをする人にとって、ケガは人生を左右するものになります。そういったケガに対して適切な対応ができる人材がそばにいると、精神的にも大きなメリットがあります。スポーツに興味がある人は、柔道整復師の資格を取得してスポーツトレーナーの道を進むことも考えられるでしょう。

まとめ

柔道整復師は、ケガの応急処置やその後の治療、リハビリ療法まで担当できる医療技術職です。本来なら医師の手が必要なケースでも、柔道整復師がいればその場で対応できる可能性があります。ケガはどんな人にも起こり得るものであるため、柔道整復師はこれからの多くの職場で活躍できるでしょう。一方で、柔道整復師としての役割を果たすには、仕事内容の基本から学ぶ必要があります。柔道整復師としてその力を存分に発揮できるスキルを身につけるためにも、まずは仕事内容について確認しておきましょう。

柔道整復師になるには、国家資格の取得が必要です。国家試験の受験時には専門学校などを卒業・卒業見込みである必要があるため、進学を考えておくことが重要です。「スポーツ健康医療専門学校」の「柔整科」なら、実習などを通して専門的な知識・技術を効率よく身につけられます。セミナーも充実しているため、幅広い知識を獲得しながら柔道整復師を目指せるでしょう。

この機会に「スポーツ健康医療専門学校」の「柔整科」への進学を、ぜひ本格的にご検討ください。