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    ——鍼灸師を目指す専門学校の視点から考える

オンライン授業はいいの? 最近よく聞く“オンライン授業”実際どうなのか
——鍼灸師を目指す専門学校の視点から考える

公開日:2025.11.20

近年、教育業界では「オンライン授業」が急速に広がっています。大学や専門学校だけでなく、資格スクールや予備校もオンライン化を進め、自宅にいながら学べる環境が当たり前になってきました。
では、これから「鍼灸師」を目指そうとしている方にとって、オンライン授業は実際どうなのでしょうか?

「通う時間が削減できるし、便利そう」
「専門学校もオンラインで学べるなら楽そう」
そんな声がある一方で、
「鍼灸師のような実技が必要な学びはどうするの?」
「対面授業と比べて本当に力がつくの?」
と不安に感じる人も少なくありません。

本コラムでは、鍼灸師を育てる立場からオンライン授業のメリット・デメリットを整理しつつ、専門資格を身につける学びとして何が最も重要なのかを解説します。特に、鍼灸科をはじめ医療系専門学校への進学を検討している方には、学校選びの重要なポイントが見えてくる内容です。

1. オンライン授業の良いところ:
便利で時間を有効活用できる

まず、オンライン授業の魅力は何といっても「時間と場所に縛られない点」です。

① 通学時間がゼロになる

片道1時間〜2時間かかる方にとって、オンラインは大きなメリットです。
移動しないぶん、予習や復習の時間に回すことができます。

②オンデマンド授業もあり、理解が深まる

講義科目では録画配信が使われることも多く、難しい内容は何度も見返せるという利点があります。

③ 感染対策や体調不良時の学習補完として便利

どうしても学校に行けない日にも、授業の遅れを最小限にできます。
オンライン授業そのものは決して悪いものではありません。
むしろ「効率よくインプットできる手段」としてはとても有効です。

2. ただし、医療系の専門学校
——特に“鍼灸師”を目指す場合は注意が必要

医療系の国家資格を目指す場合、オンラインだけで完結する学びには限界があります。
鍼灸師(はり師・きゅう師)は、実際に⼈の体に触れ、ツボの位置を正確に見つけ、鍼を安全に刺す技術を身につけなければ国家試験に合格しても臨床で活躍できません。

① 鍼や灸の“実技”はオンラインでは身につかない

画面越しに手技の説明を見ることはできますが、
「鍼を刺す角度」「刺入の深さ」「患者さんの体への圧のかけ方」
といった細かい技術は、教員の手を直接見て、実際に指導を受けなければ習得が難しいです。

② 経穴(ツボ)の探し方も、対面だからこそズレを直してもらえる

鍼灸ではミリ単位のズレが効果に関わります。
教員が実際に触れながら
「もっと内側」「ここが骨の際」
と教えてくれる対面授業の価値は非常に大きいです。

③ 臨床現場で必要な“患者対応力”も対面で育つ

問診、触診、説明の仕方、患者への寄り添い方などは、人と向き合った経験でしか磨けません。
座学で学んだ内容をすぐに実技で試し、わからない部分はその場で質問し、体感として理解できる。
この積み重ねは、鍼灸師として現場に立つ際の大きな力になります。

3.座学も実は“対面の方が伸びる”
ことが多い

「座学ならオンラインで良くない?」
と思う方も多いですが、医療系の座学には“対面の方が伸びやすい理由”があります。

①その場で質問ができ、理解が深まる

オンラインでは質問のタイミングが難しく、解決まで時間がかかりがち。

対面なら、
「ここが分からない」
「この症状ってどういう意味?」
とすぐに確認できます。

②クラス全体の雰囲気で学習意欲が上がる

一緒に国家試験を目指す仲間と学ぶことで、モチベーションが維持されます。
医療系の学びは暗記量も多いので、孤独になりやすいオンラインより学習効率が高いケースが多いです。

③実技とリンクした座学は“対面での方が理解しやすい”

鍼灸学では、座学(経絡、経穴、解剖学、東洋医学概論)と実技が結びついています。

対面授業ならすぐに
「このツボはここ」「この筋肉は触るとこう」
と関連づけながら学べます。
医療系に限れば、座学も「対面の方が伸びやすい」というのが教育現場の実感です。

4. 結論:オンライン授業は「便利」、
でも“鍼灸師を目指すなら対面が一番いい”

オンライン授業は、学びの効率化や時間の有効活用において素晴らしい選択肢です。
しかし、鍼灸師のように「実技」「感覚」「対人スキル」が求められる専門職は、対面授業こそが最も力を伸ばせる学びの場です。

特に、これから国家資格を目指して入学を検討している方にとっては、
“どれだけ対面授業が充実しているか”
が学校選びの最重要ポイントといえます。

5. スポーツ健康医療専門学校が
“対面”にこだわる理由

スポーツ健康医療専門学校の鍼灸科では、オンライン授業を必要に応じて取り入れつつ、核となる技術指導と臨床実習はすべて対面で実施、座学授業も全て対面で実施しています。

① 国家資格試験に強い「実技重視」のカリキュラム

動画だけでは身につかない手技を、教員がマンツーマンで細かく指導します。

② 臨床実習が豊富で“現場力”がつく

学内外に実習の場があり、経験を積むことができます。

③ 少人数制だから手が届く指導が可能

一人ひとりの手技を確認しながら、弱点を改善していくため、技術力が大きく伸びます。
当校では、「対面授業の圧倒的な強さ」
の学びを実現しています。

6. 「鍼灸師を目指したい。
でも続けられるか心配」という方へ

オンライン授業の普及で、昔より学びやすい環境が整っているのは事実です。
一方で、鍼灸師として本当に活躍できる技術を身につけるには、対面での正しい指導が欠かせません。

スポーツ健康医療専門学校では、

  • ・優れた技術が身につくサポート
  • ・個別相談での学費・入試サポート
  • ・鍼灸師×アスレティックトレーナーなどのダブルライセンス取得

など、入学後の成長を見据えた環境を整えています。

オンライン授業の便利さを理解しつつ、
「本当に実力が身につく専門学校」で学びたい方は、ぜひ一度オープンキャンパスや個別相談にご参加ください。

まとめ:オンライン授業は“良い”。
でも、鍼灸師を本気で目指すなら
“対面が最強”。

オンライン授業は効率よく学べる素晴らしいツールです。
しかし、鍼灸師のような手技・感覚・臨床力が必要な国家資格では、対面授業にかなうものはありません。

スポーツ健康医療専門学校では、
「対面授業の質の高さ」

を大切にした教育を行っています。
鍼灸師として確かな技術を身につけたい人へ。
あなたの未来を支える最適な学びの場が、ここにあります。